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皆に喜んでもらえる!出産内祝いで失敗しない8つのルールとマナー

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皆に喜んでもらえる!出産内祝いで失敗しない8つのルールとマナー

ご訪問ありがとうございます
tanizouです

ご出産おめでとうございます!
初めての方も、そうでない方も、新しい命の誕生は本当に素晴らしいものですよね!
もしかしたら、もうすぐ予定日の方もいらっしゃるかもしれません。
いずれにしても、出産直後は多くの方からお祝いをいただく時期です。小さな命を預かる親として、しっかり御礼を行いたいものです

このページでは、出産内祝い(お返し)に関する情報を、いつ・誰に・何を・どうやって・どのくらいに分けてお伝えします
人生の中でそう何度もある経験ではありませんので、しっかり学んで失礼のない内祝いを贈りましょう

 

内祝いとは

本来、内祝いとは「お祝い事があった家が、その幸せを近隣の親しい人や親せきと分かち合うための贈りもの」
簡単に言うと、「幸せのおすそ分け」です。
お祝いをもらった・もらっていないにかかわらず、贈り物を贈ったり宴席を設けたりする「行為」をさす言葉だったのです
現在では、お祝いのお返し(モノ)の意味が強くなっています

 

出産のお祝いをいただいたら

まずはともあれ、「口頭でのお礼」をしましょう。電話でOKです。決してメールやLINEで済ませてはいけません。もちろん気心の知れた仲であれば話は別ですが、それを「軽くあしらわれた」と感じる方も多くいらっしゃいます。
そしてもう一つ。いただいたものをリスト化しましょう。詳しくは後述いたします。

 

出産内祝いはいつ贈ればいいの?出産内祝の時期とタイミング

出産してから1か月以内、遅くともお宮参りが終わるころまでに済ませましょう。
出産直後は体調や生活リズムの変化、慣れない育児等で、中々出産内祝いまで気が回らないかもしれません。事前に準備しておくことをお勧めします。

 

出産内祝いは誰に送ったらいいの?

内祝いとは、冒頭でも書きましたように、幸せのおすそ分けです。
ですので、「誰に」という決まりはありません。
とはいえ、最低お祝いをいただいた方には出産内祝いをお返しするようにしましょう。
また、出産の報告を兼ねて、「お知らせしたい人」に送る事も間違いではありません。ただし、「お祝いの催促」と感じられないように一筆添えるとより丁寧な印象になります。

 

出産内祝いの金額の相場はいくらぐらい?

一般的には「半返し」と言われています
つまり、頂いた贈りものの半額位をお返しするのが一般的です。
ですが、親せき等からいただいた高額なお祝いに対しては1/3程度のものを、部下や目下の人には同額のものを贈るなど、人によって使い分ける場合もあります
共通して言えるのは、

「頂いた贈りもの金額以上のものを贈らない」
「同様に半額以下のものを贈らない」

ことです。
お祝いの相場が大体3000円~5000円であることを考えると、2000円~3000円程度のものを用意しておくとよいでしょう

 

親からもらったお祝いにお返しは必要?

ご両親から現金でお祝いをいただいたり、高額なベビーベッドをもらったりするかもしれません。
お返しが必要か必要でないかで話をすると、やっぱり必要です。
とはいえ、親からしてみれば、「これから色々入用だから、少しでも足しに」という気持ちが強いはずです。
20万もらったから10万お返ししなきゃ…と思わず、少額でもいいのでお返しをしましょう。
ちなみに、tanizou家では、出産後3か月たったころに両家を交えてお食事会を開きました。

 

事前に準備しておくことも大切です

冒頭でも記載しましたように、出産直後はかなり大変です。本当に大変だと思います。
ですので、出産前からお返しの品をリストアップしておくといいかもしれません。
頂いたお祝いに合わせて、2000円、3000円、5000円ぐらいのお返しを事前に選んでおくと、出産直後の大変な時期にお祝いを探すこともなくなります。

そして、「内祝いリスト」を作ることもお勧めします。
出産のお祝いは、非常に多くの方から、様々なものをいただくことになります。
誰から何をもらったのかリスト化しておかないと、送り忘れや送り間違いのもとになります。
リストでまとめておくべき項目は以下の4つです

贈る相手
住所(なくてもOK)
頂いたものの金額
内祝いの金額

最低これだけあれば十分です
頂いたものの金額は、インターネットで簡単に調べることができます
金額がわからない場合は、3000円前後の商品を内祝いとするといいでしょう

 

出産内祝いで送ってはいけないNG/タブー商品

出産内祝いは「慶事」に含まれます。ですので一般進物として不吉とされるものは避けた方がいいでしょう
とはいえ、最近ではその辺りのマナーも緩んできてはいるようです。

1.靴下、靴、スリッパなどの「履物」

「踏みつける」「(相手を)踏む」という意味を持つので、贈りもの全般でNGとされています
特に目上の方への内祝いとしては最悪なものの人るです

2.下着、肌着など直接身に着けるもの

そんなもの贈る人ってなかなかいないと思いますが、「もっと良いもの身に着けなよ」って意味があるらしく、これまたNGと言われています。
出産祝いを除いて、できるだけ避けるべき商品の一つです

3.時計、鞄、筆記用具など

「もっと勤勉になれよ」というメッセージがこもるらしくNGとされています。

4.ハサミや刃物

相手との縁を切るという意味があるので、贈りもの全般でNGとされています
一方で、「未来を切り開く」という意味を込めて、内祝いに使う例があるらしいです…

5.ハンカチ

ハンカチを漢字に直すと「手巾(てきれ)」とかきます。てきれ=手切れと読めるのでNGというわけです

6.櫛

櫛=くし=九・四=苦・死 というわけでNGです。日本語あるあるですね

7.ガラス製品・陶器等

割れやすいもの、壊れやすいものは「関係性が壊れる」という意味で、贈りもの全般でNGです

8.インテリアや置物

相手の趣味を熟知している場合ならいざ知らず、突然アフリカの工芸品みたいな仮面を贈られてきても困るわけです。
できるだけ避けるべきでしょう

各慶事の贈りもので言われているNG例が並びます。
もちろん出産内祝いも慶事の一つなので、当然と言えば当然です

あともう一つ。
赤ちゃんの顔写真を入れたお菓子などを送る例が最近増えています。特に問題のない内祝いではあるのですが、
例えば送り先が不妊で悩んでいたり、妙齢未婚だったりすると…もしかしたら気を悪くされるかもしれません。
結局は「相手が喜んでくれるのか?」に尽きるというわけです.

 

出産内祝いで人気の商品は?どんな商品を送るべき?

大手ギフトサイトに、「出産内祝いで送ったアイテムランキング」がありましたのでご紹介します

データ参考先 http://www.ringbell.co.jp/giftconcierge/3859

食べ物や日用品等の「無くなるモノ」か、ギフト券やギフトカタログなどの「相手が好きに選べるもの」が人気のようです。
一方で「もらってうれしかった出産内祝いランキング」もありましたので、合わせてご紹介します。

データ参考先 http://www.ringbell.co.jp/giftconcierge/3859

皆さん中々現金ですね…とはいえ、スイーツはどちらにもランクインしている定番の内祝商品として活躍してくれそうです。

商品券をギフトに送ってもいいの?と思われるかもしれませんが、これはケースバイケースだと思って下さい。目上の人や上司に贈るのはさすがに失礼に当たります。また、商品券を贈る場合でも、1000円程度のお菓子などを添えて送るようにしましょう。

出産内祝いを贈るときの熨斗はどうするの?注意すべき3点

出産内祝いは「フォーマルギフト」に分類されるので、熨斗が必要になります。
若い方には熨斗・掛け紙になじみがない方も多くいらっしゃるかと思いますので、まずは熨斗・掛け紙とはどういったものかご紹介します。

※掛け紙に熨斗・水引が印刷されたものを熨斗紙と言います

熨斗紙の注意点① 水引は紅白蝶結びで

結婚は「慶事」に分類されますので、水引は紅白のものを使います。
さらに、出産は何回繰り返されてもおめでたいものなので、「何度も結べる」蝶結びを選択します
紅白蝶結びの水引はこのようなものです。

続いて、熨斗紙の書き方についてお伝えします。
百貨店や大手ギフトサイトでは、熨斗ガイドが完備されていますので、悩まなくて済みますが、「知っている」と「知らない」では大きな差がありますので、しっかり学んでください。

熨斗紙の注意点② 表書きは「内祝」「出産内祝」「出産之内祝」

表書きは、基本「内祝」でOKですが、より丁寧に「出産内祝」としてもいいでしょう。
関西においては、4文字を嫌って(4=し=死)「出産[之]内祝」と5文字にすることもあります。

熨斗紙の注意点③ 名入れは子供の名前で

名入れ部分には子供の名前を入れましょう。名字を書いても構いません。
一般的な読みではない(当て字)場合は、右側に振り仮名をつけるようにしましょう
アナタにとって普通に読める場合でも、他者からは迷う場合もあります。迷ったら振り仮名をつけるようにした方が無難です。

 

結婚内祝いを選ぶときに便利なサイトの選び方

百貨店に足を運んで、数多くのお店からお店と商品を選んで、大量の配送伝票を手書きして…
生まれたばかりの赤ちゃんを連れての買い物は、正直つらいです。むしろ、うまれて3か月目ぐらいまでは長時間外に連れ出すこと自体お勧めできません。
ですが、今はWEBで、複数配送先設定・熨斗設定・メッセージカード設定などができるサイトが数多くあります。
出産内祝いに最適なサイトの選び方をお伝えします。

複数配送先の設定ができること。

内祝いは数多くの方からいただくことが多いです。1回の注文で複数の配送先を設定できるサイトであれば、買い物時間がぐっと短縮できます。

熨斗設定ができること

表書き、名入れが設定できるところがベストです。
前述しましたように、地域によっては「内祝」「結婚内祝」「結婚之内祝」を使い分ける必要があります。ある程度自由度があると便利でしょう。

品ぞろえが豊富なこと

できれば贈る相手に合わせて商品を選びたいところです。
大手ギフトサイトや百貨店系のWEBサイトであれば、品ぞろえの幅が広く一つのサイトでいろんな商品を選ぶことができて便利です。

 

まとめ

いかがでしょうか?
出産はあなたのライフスタイルが大きく変化する一大イベントです。その内祝いは「自分の人生の節目」と「大切なわが子のお披露目」を兼ねた重要なお返しと言えます
我が子のこととなると、どうしても一人よがりになりがちではありますが、大事なのは「相手に喜んでもらう」気持ちです。それさえ忘れなければきっとステキなお返しになると思います。

長文ご拝読ありがとうございました。